障害年金の等級と制度の基本
呼吸器疾患による障害は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺線維症・間質性肺炎・気管支喘息・じん肺などにより呼吸機能が低下した状態を対象とします。動脈血ガス分析や予測肺活量1秒率などの検査成績と、日常生活・労働の制限の程度により総合的に等級が判定されます。
呼吸器疾患|等級の目安
呼吸不全の等級は、動脈血ガス分析の値(動脈血O₂分圧・CO₂分圧)などの検査成績と、一般状態区分(日常生活の制限の程度)を組み合わせて認定されます。
認定の方法・申請のポイント
在宅酸素療法を行っている場合
在宅酸素療法(HOT)を実施している場合は、その事実が重要な認定要素になります。常時使用か労作時のみかなど、使用状況を診断書に正確に記載してもらうことが大切です。
じん肺の初診日
じん肺(粉じん作業による肺の疾患)は、粉じん作業をやめてから発症・進行することがあります。この場合の初診日の考え方には特有の論点があるため、職歴とあわせて整理が必要です。
診断書のポイント
よくあるご質問
Q在宅酸素療法をしています。対象になりますか?
A在宅酸素療法を実施している場合は重要な認定要素になり、検査成績や日常生活の制限とあわせて3級以上に認定される目安とされています。使用状況を診断書に正確に記載してもらうことが大切です。
Q検査数値は境界的ですが、少し動くと息苦しくなります。
A認定は検査成績だけでなく、日常生活での息切れ・呼吸困難の程度もあわせて総合的に行われます。どの動作で苦しくなるかを具体的に伝えることが重要です。
Qじん肺と診断されました。仕事はもう辞めています。
Aじん肺は粉じん作業をやめてから進行することがあり、初診日の考え方に特有の論点があります。職歴とあわせて整理する必要があるため、専門家への相談をおすすめします。
Q働いていても受給できますか?
A労働が制限を受けている状況であれば、就労していても対象になり得ます。呼吸困難により仕事にどのような支障が出ているかを具体的に伝えることが大切です。
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関連ページ
出典:日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 障害認定基準」第10節 呼吸器疾患による障害。本ページは公式基準にもとづく一般的な解説です。実際の等級は診断書等をもとに日本年金機構の審査により判定されます。








